貸家
今は、短期の民営住宅に住んでいる。
ちゃんとした貸家が決まったら、出ていく約束。
この家、建てたばっかりの新しい家。
家具も備えつきで、もってきたものは身の回りの物とおもちゃ。
壁は真っ白で、カーペットもきれいでふわふわで、広々として、
クローゼットも収納も上手にできる。
住んでいて気持ちがいい。
好きな場所。
でも、私には、このような全てが新しい場所に住む機会はもう回ってこない気がする。
でも、こんな生活がしたい。
私が欲しいのはこういう家。
自暴自棄になって、自分の基準を下げていた。
汚い家には住みたくない。
マッサージセラピストとして働こう。
ビジネスを始めよう。
挑戦しよう。
私にはできる気がするんだ。
4ベットルームの家は、高すぎる。予算に合わない。
3ベットルームで窮屈かもしれないけど、
そこから始めなきゃいけない気がする。
マッサージビジネスがうまくいったら、
そこで考えたらいい。
オフィスを借りたり、4ベットルームを探したらいい。
子供たちの貯金もしなきゃだし、
3ベットルームからがんばろう。